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職員室の花 ききょう

2022年7月6日 14時01分

万葉歌人の山上憶良(やまのうえのおくら)の詠んだ次の歌二首

  「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」

  「萩(はぎ)の花 尾花(おばな)葛花(くずばな)撫子(なでしこ)の花 

   女郎花(おみなえし) また藤袴(ふじばかま) 朝顔の花」 

ここから、秋を代表する草花として「秋の七草」として定着した七種類の花ですが、

最後の「朝顔の花」は「桔梗(ききょう)」のことだと言われています。

 「この暑いのに秋の七草?」と思いながらも、桔梗の形や色には涼やかさを感じます。

桔梗の花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」。

「桔梗」という名の若い女性が戦争から帰らぬ夫をずっと待ち続けたという

物語にちなんでいるそうです。