第２学期終業式が道前会館で行われました。式の前に、２学期成績優秀賞と２学期皆勤賞の生徒に校長先生から賞状が授与されました。校長式辞の中で、校長先生は「今年の漢字を知っていますか？」と尋ねました。ある生徒が「熊です。」と答えました。校長先生は小学校１年生のお孫さんから、「テレビでは『熊』がなぜカタカナ表記なのか？」と尋ねられたといいます。なぜか、と生徒たちに尋ねましたが生徒から答えは出ず、今後の課題になりました。そして、「疑問に思うことが大切、調べてみることが大切だ。」と付け加えられました。生徒自身にも今年の漢字を考えさせ、ある生徒は「「忙」です。新たに運転免許取得やアルバイトに挑戦したからです。」と答えていました。「うれしかったこと、悲しかったこと、楽しかったことを思い返し、来年の目標を立てていきましょう。」とおっしゃっていました。

　続いて「校長センセ宇宙人説」という歌を引用し、「校長先生は言うことが全くわからない宇宙人だ、という一節がありますが、私も地球出身の宇宙人です。みなさんも宇宙人です。この宇宙に『理不尽な』悲しみのない地球を作るのが君たちの役目です。歌詞には『理不尽な』はありませんが、悲しみも大切で必要な感情です。怒ったり悲しんだりして喜怒哀楽を存分に表しましょう。そして、人を愛しましょう。」と続けられました。最後に、「来年は午年。前進、活力、行動力を意味合いを持つ年です。充実した冬休みを過ごして、元気に新年、３学期を迎えましょう。」と締めくくられました。

　その後、冬休みの生活について、また学習そして進路指導について、それぞれ担当の先生から話をしていただき、各学年でのホームルーム活動で本日の活動を終えました。明日からの冬休み、一日一日を大切に、そして健康に注意して過ごしましょう。また１月８日、始業式で。